2025/02/05
ご告
先月の1月5日夜、看板猫のアルが虹の橋を渡りました。
16歳6か月でした。
夕方いつも通りにご飯を食べ、部屋に戻り、定位置でくつろいでいたのですが、
数時間後に様子を見に行くと、お水のお皿の前にぽてんと横たわっていました。
どうしてそんなところで寝転んでるのと疑問に思い見てみましたが
もう息を引き取ったあとでした。
アルちゃん自身もきれいなままで、
周りのお皿や布団も乱れた様子がなかったので、
おそらく苦しむことなく旅立ってしまったのだと思います。
年相応に慢性腎臓病があったので、処方食や投薬はしていましたが、
食欲もあり体重も減ることなくご機嫌に過ごしていました。
死因は状況から心臓系の異常だと思いますが、確定はできません。
これまでの検査で分かるような心臓の異常は無かったので、
どうにかできた問題ではなかったのかもしれません。
でもあまりに突然で看取ってやることもできなかったので
やはり悔いも残りましたし、しばらくこれが現実なのか実感が沸きませんでした。
アルちゃんは紙袋に入れられ捨てられていたところを保護されました。
兄弟猫のネロちゃんと2匹一緒に入っており、生後約2週間でした。
保護当初はコンディションは良くありませんでしたが無事に元気に育ち、
高齢になってからの腎臓病以外は本当に病気知らずでした。
とにかく甘え上手で入院室に面会にいらっしゃる飼い主様にもよくすりすりをしていました。
でもネロとユーロ以外の動物は嫌いで、入院中の子にも容赦なくシャーシャー言ってました。
写真撮影も得意で、当院のモデル猫としても大活躍でした。
でも可愛いといわれるのが大好きな割には毛づくろいは適当で、
ほとんどネロちゃんにしてもらっていました。
ぽっちゃりしているわりには動けるおデブちゃんで、
猫じゃらしを追いかけ走り回っている姿は勇ましいのですが、
決して狩猟能力は高くないのでうまくキャッチできないのは笑いを誘う光景でした。
ぽかぽか日当たりのよいところでお昼寝する姿も、
注射や点滴をされた後に「かわいそうな僕・・・」とでも言っているように
同情をさそう表情でしゅんとしている姿も、
ゴロゴロいいながらお布団をふみふみしている姿も、
キラキラ輝くきれいなブルーの大きなお目目も、
走ると揺れるお腹のたるみも、
ネロちゃんとぴったり寄り添って一体化しているような姿も、
どんな姿もとにかく可愛くて可愛くて私達の癒しでしかないアルちゃんでした。
辛い闘病生活をすることなく、ぎりぎりまでご飯も食べてから旅立っていったのは
ある意味アルちゃんらしい最期だったのかもしれません。
お空の上でユーロと再会した時には、
ふたりで美味しいものをたくさん食べてのんびり過ごしてくれるといいな。
生前アルを可愛がってくださった皆様、ありがとうございました。

アルちゃん、たくさんの幸せをありがとう。
先月の1月5日夜、看板猫のアルが虹の橋を渡りました。
16歳6か月でした。
夕方いつも通りにご飯を食べ、部屋に戻り、定位置でくつろいでいたのですが、
数時間後に様子を見に行くと、お水のお皿の前にぽてんと横たわっていました。
どうしてそんなところで寝転んでるのと疑問に思い見てみましたが
もう息を引き取ったあとでした。
アルちゃん自身もきれいなままで、
周りのお皿や布団も乱れた様子がなかったので、
おそらく苦しむことなく旅立ってしまったのだと思います。
年相応に慢性腎臓病があったので、処方食や投薬はしていましたが、
食欲もあり体重も減ることなくご機嫌に過ごしていました。
死因は状況から心臓系の異常だと思いますが、確定はできません。
これまでの検査で分かるような心臓の異常は無かったので、
どうにかできた問題ではなかったのかもしれません。
でもあまりに突然で看取ってやることもできなかったので
やはり悔いも残りましたし、しばらくこれが現実なのか実感が沸きませんでした。
アルちゃんは紙袋に入れられ捨てられていたところを保護されました。
兄弟猫のネロちゃんと2匹一緒に入っており、生後約2週間でした。
保護当初はコンディションは良くありませんでしたが無事に元気に育ち、
高齢になってからの腎臓病以外は本当に病気知らずでした。
とにかく甘え上手で入院室に面会にいらっしゃる飼い主様にもよくすりすりをしていました。
でもネロとユーロ以外の動物は嫌いで、入院中の子にも容赦なくシャーシャー言ってました。
写真撮影も得意で、当院のモデル猫としても大活躍でした。
でも可愛いといわれるのが大好きな割には毛づくろいは適当で、
ほとんどネロちゃんにしてもらっていました。
ぽっちゃりしているわりには動けるおデブちゃんで、
猫じゃらしを追いかけ走り回っている姿は勇ましいのですが、
決して狩猟能力は高くないのでうまくキャッチできないのは笑いを誘う光景でした。
ぽかぽか日当たりのよいところでお昼寝する姿も、
注射や点滴をされた後に「かわいそうな僕・・・」とでも言っているように
同情をさそう表情でしゅんとしている姿も、
ゴロゴロいいながらお布団をふみふみしている姿も、
キラキラ輝くきれいなブルーの大きなお目目も、
走ると揺れるお腹のたるみも、
ネロちゃんとぴったり寄り添って一体化しているような姿も、
どんな姿もとにかく可愛くて可愛くて私達の癒しでしかないアルちゃんでした。
辛い闘病生活をすることなく、ぎりぎりまでご飯も食べてから旅立っていったのは
ある意味アルちゃんらしい最期だったのかもしれません。
お空の上でユーロと再会した時には、
ふたりで美味しいものをたくさん食べてのんびり過ごしてくれるといいな。
生前アルを可愛がってくださった皆様、ありがとうございました。

アルちゃん、たくさんの幸せをありがとう。